重曹とクエン酸でお掃除マスター!重曹とクエン酸の特徴と効果的な使い方

ママット!コラム

「毎日を忙しく過ごす中で、家事の時間を少しでも減らしたい」「どうせなら効率的にお掃除を済ませたい」そうお考えの方も多いのではないでしょうか。そんなあなたにぜひ知っていただきたいのが、環境にもお財布にも優しいナチュラル洗剤、重曹とクエン酸です。

ドラッグストアや100円ショップでも手軽に購入でき、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して使えるとあって、近年注目を集めています。

しかし、「どんな汚れに効くの?」「どうやって使えばいいの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。

この記事では、重曹とクエン酸それぞれの特徴と効果的な使い方を、具体的なお掃除場所と合わせてご紹介します。これらをマスターして、あなたのお掃除をより快適で効率的なものにしましょう!

魔法の粉「重曹」を徹底解剖!

重曹パウダーとクエン酸水

重曹(炭酸水素ナトリウム)は、弱アルカリ性の性質を持つ白い粉末です。食品添加物としても使われるほど安全性が高く、消臭効果や研磨作用、発泡作用など、お掃除に嬉しい様々な効果を持っています。

重曹が得意な汚れと効果

  • 酸性の汚れ: 油汚れ、皮脂汚れ、焦げ付き、生ゴミの臭い、シンクのヌメリなど
  • 消臭効果: 嫌な臭いを吸着し、中和して消臭します。
  • 研磨作用: 細かい粒子が、傷をつけずに汚れをこすり落とします。

重曹の具体的な使い方

1. キッチン周りの油汚れに

  • コンロの油汚れ、焦げ付き
    • 重曹大さじ2〜3杯に水を少量ずつ加え、ペースト状にします。
    • 汚れた部分に塗りつけ、30分〜1時間放置します。
    • スポンジでこすり洗いし、水で洗い流すか、濡れ布巾で拭き取ります。
  • 換気扇のベタベタ汚れ
    • 40〜50℃のお湯1リットルに重曹大さじ4〜5杯を溶かし、換気扇のフィルターなどを浸け込みます。
    • 1〜2時間放置後、歯ブラシなどで軽くこすると、汚れが浮き上がってきれいに落ちます。
    • 最後に水でよく洗い流してください。
  • シンクのヌメリ、排水溝の臭い
    • 重曹をシンク全体に振りかけ、スポンジでこすり洗いします。
    • 排水溝には重曹をたっぷり入れ、その上からお酢(またはクエン酸水)を流し込むと、泡が発生し、ヌメリや臭いを分解してくれます。数分放置後、水で流します。

2. お風呂場の皮脂汚れ、水垢に

  • 浴槽の皮脂汚れ
    • 重曹を浴槽に直接振りかけ、スポンジでこすり洗いします。
    • シャワーで洗い流すだけでツルツルになります。
  • 床や壁の黒ずみ
    • 重曹ペーストを塗りつけ、しばらく放置してからブラシでこすると効果的です。

3. その他、重曹の活用術

  • 消臭剤として
    • 小皿に入れた重曹を、冷蔵庫や下駄箱、ゴミ箱の近くに置くと、嫌な臭いを吸い取ってくれます。
    • 靴の臭いには、古くなった靴下などに重曹を詰めて靴の中に入れておくと効果的です。
  • カーペットやソファの消臭
    • 重曹を全体に薄く振りかけ、30分ほど放置した後、掃除機で吸い取ります。

酸の力でピカピカ!「クエン酸」の活用術

ピカピカの蛇口

クエン酸は、レモンなど柑橘類に含まれる酸性の成分です。水に溶かすことで、アルカリ性の汚れを中和し、分解する働きがあります。特に水垢や石鹸カス、尿石など、水道水に含まれるミネラル分が原因でできる汚れに効果を発揮します。

クエン酸が得意な汚れと効果

  • アルカリ性の汚れ: 水垢、石鹸カス、尿石、電気ポット内の白いカス、魚の生臭さなど
  • 除菌効果: 酸性の性質が、雑菌の繁殖を抑えます
  • 消臭効果: アンモニア臭など、アルカリ性の臭いを中和して消臭します。

クエン酸の具体的な使い方

1. 水回りの水垢、石鹸カスに

  • シンクや蛇口の水垢
    • 水200mlに対しクエン酸小さじ1の割合で「クエン酸水」を作り、スプレーボトルに入れます。
    • 水垢が気になる場所にスプレーし、5〜10分放置します。
    • スポンジで軽くこすり、水で洗い流すか、濡れ布巾で拭き取ります。
    • 頑固な水垢には、クエン酸水を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付け、その上からラップをしてパックするとより効果的です。
  • お風呂場の鏡のウロコ汚れ
    • クエン酸水をスプレーし、しばらく放置してからスポンジでこすり、シャワーで洗い流します。
    • 落ちにくい場合は、メラミンスポンジを併用すると良いでしょう。
  • トイレの黄ばみ、尿石
    • クエン酸水を直接スプレーし、ブラシでこすり洗いします。
    • 便器のフチ裏など、手の届きにくい場所には、クエン酸水を染み込ませたトイレットペーパーを貼り付けて放置すると効果的です。

2. 電気ケトルや加湿器の白いカスに

  • 電気ケトル
    • 満水まで水を入れ、クエン酸大さじ1〜2杯を加えて沸騰させます。
    • そのまま1時間ほど放置した後、お湯を捨てて数回すすぎ洗いします。
  • 加湿器
    • 取扱説明書を確認の上、推奨される方法でクエン酸水(濃度は製品による)を入れて稼働させます。
    • その後、水洗いをしてから使用してください。

3. その他、クエン酸の活用術

  • 魚焼きグリルの消臭
    • グリルの受け皿にクエン酸を小さじ1程度入れ、少量の水を加えて加熱すると、魚の生臭さを和らげます。
  • 洗濯物の生乾き臭対策
    • 最後のすすぎの際に、柔軟剤投入口にクエン酸小さじ1〜2杯を加えると、生乾き臭の原因となるアルカリ性の汚れを中和し、消臭効果が期待できます。

重曹とクエン酸を使う際の注意点

ビックリマーク

重曹とクエン酸を使う際には注意点もあります。安全に効果的に使うために次の事に気を付けながら使用しましょう。

重曹とクエン酸の組み合わせ

重曹とクエン酸を混ぜて使うと炭酸ガスが発生して発砲します。一見強い洗浄力がありそうですが、実は酸とアルカリが中和し、互いの性質を打ち消し合うため洗浄力自体は単体で使用する時よりも落ちてしまいます

使用する時にはそれぞれの性質を利用して使い分けると良いでしょう。

ただし、泡が奥まで行き届きやすいので排水管などの掃除には活用することもできます。

換気をしっかり行う

特に、重曹とクエン酸を混ぜて使う場合は、二酸化炭素が発生するため、換気を十分に行ってください。

ゴム手袋の着用

肌が弱い方は、念のためゴム手袋を着用することをおすすめします。

素材によっては使えないものもある

  • 重曹: アルミ製品・畳(変色する可能性)、漆器(傷や剥げの原因)などには使用を避けてください。
  • クエン酸: 大理石、鉄や銅製品(錆びる可能性)、塩素系漂白剤との併用は絶対に行わないでください(有毒ガス発生の危険性)。

保管方法に注意

湿気を嫌うため、密閉容器に入れ、湿気の少ない冷暗所で保管しましょう。

まとめ

重曹とクエン酸は安全性が高く、様々な汚れに対応できる万能なお掃除アイテムです。

それぞれの特性を理解し、効果的な使い方をマスターすることで、環境にも優しく、そして効率的なお掃除が実現できます。

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