諸外国では一般的な家事代行ですが、日本でも最近依頼者が増加しています。
一度頼んでみようかな?と思っている方もいるのではないでしょうか?
家事代行を初めて依頼する前に、まずは利用の流れを知っておくと安心できますよ♪
家事代行とは?

まず、家事代行とはその名の通り、『家事を代わりにやってくれる』サービスです。
家事というのは日常的に行うもので、例えば掃除だとすればハウスクリーニングのように専門的な洗剤や道具を使って行うものではなく、普段から自宅で使用している物をお借りして行うのが家事代行の基本です。
また、家事の範囲は掃除だけでなく料理や片付け、更にはお子様のお世話など多岐に渡ります。それらについても代わりにやってもらう事ができますが、専門的な資格や特殊な技術が必要となる介護や危険を伴う作業などできない事もあります。
家事代行サービスを利用する時の流れ

家事が負担になっている方やなかなか手が回らない方、苦手な方など、さまざまな方から家事代行サービスはご利用されています。
家事代行はリピート率も高く、一度利用すれば安心して定期的にご利用されている方も多いですが、どんな事も初めての時は不安もありますよね。
これからご紹介する流れは一般的な流れですが、会社によって多少異なることもあるため、詳細は依頼する会社のホームページで確認したり直接聞いてみてください。
- 家事代行会社選び
- お問い合わせ
- 事前打ち合わせ・見積り
- ご契約
- サービス実施
- .サービス終了・決済
それぞれ詳しくご説明いたします。
家事代行会社選び
まずは、どこの家事代行サービスを選ぶか決める必要があります。
家事代行業者は年々増加傾向で約4000社(2024年時点)あるので、どこを選ぶか悩むこともあるでしょう。選ぶ時は次のようなポイントが大切です。
- 自分に合ったサービスを提供してくれる
- 予算に合っている
- 料金体系がわかりやすい
- 保険に加入している
- スタッフの質が良い
- あまり遠くない
- 口コミなどの評判が良い など
初回トライアルやお試しプランを用意している会社もあるので初めて利用する場合はそういった会社を選ぶのも良いと思います。
この段階で1社に絞る必要はなく、2.3か所依頼したい場所をピックアップして次のステップに進みます。
お問い合わせ
依頼したい会社がいくつか決まったら、ウェブサイトのお申込みフォームや電話などで連絡をします。
受付担当スタッフから、お名前やご住所・連絡先などの確認と、サービスを依頼したい日時や希望する家事などの内容についてヒヤリングをさせていただきます。
ご利用前にも詳細な打ち合わせをするため、問い合わせの時点では、「掃除や洗濯を2時間お願いしたい」「3時間でお料理をお願いしたい」程度のざっくりとした希望で大丈夫です。
お問合せしたからと言って契約しなければいけないということはありませんので、安心してお問い合わせください。
事前打ち合わせ・見積り
担当するマネージャーが自宅を訪問し、ご要望の家事の詳細や自宅の状況などを確認します。(事前確認はお電話やメールなどでのヒヤリングのみで訪問が無い場合もあり)
ご予算に合わせて最適なプランを提案し、お見積もりを出させていただきます。
不明な点やわからない点がある場合はこの時にしっかり確認しておきましょう。
また、見積もりの内容はしっかり目を通し、プランに何が含まれているのかなど確認しておくことが大切です。
ご契約
作業内容やお見積もりにご納得できた場合はご契約となります。
ご契約後はサービス実施日までに必要なアイテムなどを揃えておきましょう。
関連記事:掃除に必要なアイテム
サービスの実施
事前に打ち合わせしてあった内容で訪問、作業をいたします。
プランにもよりますが、留守にしていても在宅でのんびりされていても大丈夫です。
当日であっても、時間の延長や追加作業がある場合は可能な範囲で対応してくれますので遠慮なく相談しましょう。
サービス終了・決済
契約内容の時間経過によりサービスが終了します。
お支払いに関しては会社ごとや依頼内容などによっても異なりますが、作業後もしくは事前振り込み、当日の現金払いやクレジット・アプリ決済などがあります。
家事代行を利用する時のポイント
せっかく家事を頼むのだから、できるだけ満足のいく結果を望むのは当然ですよね。
家事代行を利用する際におさえておきたいポイントをご紹介します。
優先順位をつける
掃除をしてもらいたい、料理をしてもらいたいなど、希望の家事を伝える事になると思いますが、やってもらいたい事の中にも特にやってもらいたいことがあれば優先順位を付けて伝えましょう。
伝える時は口頭だけでなく、メモなどで渡しておくと伝え忘れや認識違いが防げるのでおすすめです。
たとえば、水回りの掃除をする場合『まずはキッチン、時間があればお風呂も』
リビングの片付けをする場合は、『まずはクローゼットの中から、その次に子供のおもちゃ』 など
時間が余ったらやってもらいたいことなどもいくつかリストアップしておくと良いです。
具体的な内容を伝える
やってもらいたい事は具体的に伝えましょう。
キッチンの掃除をしてもらいたい場合は、『コンロの焦げを落としたい』『魚焼きグリルをきれいにしてもらいたい』
お風呂なら、『カビを落として欲しい』『水垢が気になる』など
重点的にやってもらいたいことがある場合は作業スタッフに具体的な内容を伝えてください。
やってもらいたくないことも伝える
やってもらいたいことだけでなく、やってもらいたくない事も伝えておいた方が良いです。
家の中には触ってほしくない物や場所を変えてほしくない物等もあると思います。
たとえば『この花瓶には触らないでほしい』とか、『調味料が置いてある場所の順番は変えないでほしい』『この部屋には入らないでほしい』など、やってほしくない要望も伝えてください。
貴重品の管理
スタッフは身元のハッキリとした信用できる人ばかりだと思いますが、とはいえ他人です。念のために見られたくない書類や貴重品の管理はしっかりとしておくに越したことはありません。
金庫や鍵のある引き出しなどにしまっておくと安心です。
まとめ
家事代行を初めて利用する時はドキドキや不安があるかもしれません。
会社によって多少流れが異なる部分もあるかもしれませんが、一般的には
- 家事代行会社選び
- お問い合わせ
- 事前打ち合わせ・見積り
- ご契約
- サービス実施
- サービス終了・決済
という手順がご利用の流れとなります。
ご契約までは費用も発生しませんので安心してお問い合わせください。
また、満足のいくサービスを受けるために依頼内容は優先順位を付けて具体的にスタッフに伝えると良いでしょう。やってもらいたくない事もしっかり伝えてくださいね。
トラブルを避けるためには貴重品をきちんと管理することも忘れないでください。
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