「毎日当たり前にできていた家事が、どうしてもやりたくない」 「体が重くて、キッチンに立つのが辛い」 「部屋が散らかっているのはわかっているのに、片付けるやる気が出ない」
40代から50代にかけて、このような悩みを抱える女性は非常に多くいらっしゃいます。
「家族のために頑張らないと」と頭ではわかっているのに、体が言うことを聞かない。そんな自分に対して「私、怠けているのかな?」「母親失格かも」と自己嫌悪に陥ってしまう方も少なくありません。
しかし、どうか自分を責めないでください。その「家事をやりたくない」「やる気が出ない」という状態は、決してあなたの甘えではなく、更年期特有の症状である可能性が高いのです。
本記事では、更年期に家事への意欲が低下してしまう原因と、この辛い時期を無理せず上手に乗り切るための家事の回し方について解説します。
今は何よりも自分自身を大切にする時期です。上手に力を抜きながら、心と体を休ませてあげましょう。
家事をやりたくないのは甘えじゃない!更年期の心と体の変化

更年期(一般的に閉経を挟んだ前後10年間、45歳〜55歳頃)は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少することで、自律神経のバランスが大きく乱れる時期です。このホルモンバランスの乱れは、心と体にさまざまな不調(更年期症状)を引き起こします。
体の不調が家事の体力を奪う
更年期の代表的な身体的症状として、以下のようなものが挙げられます。
- 異常なほどの疲れやすさ、慢性的な倦怠感
- 急なほてりや発汗(ホットフラッシュ)
- ひどい肩こり、腰痛、関節痛
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 不眠、浅い眠りによる睡眠不足
これだけの身体的な不調を抱えていれば、家事という「肉体労働」が辛くなるのは当然のことです。
掃除機をかける、重い洗濯物を干す、立ちっぱなしで料理をする。これまで無意識にこなせていた一つひとつの動作が、まるで鉛を背負っているかのように重く感じられてしまいます。
心の不調が「やる気」を奪う
さらに更年期は、身体だけでなくメンタルにも大きな影響を及ぼします。
- 理由のない気分の落ち込み、憂鬱感
- ちょっとしたことに対するイライラ、感情の起伏
- 集中力の低下、無気力(何もしたくない)
- 漠然とした不安感、焦燥感
「家事をやりたくない」「どうしてもやる気が出ない」というのは、まさにこの精神的な症状の一つです。
脳内のホルモン変動によって意欲が湧きにくくなっている状態なので、気合や根性でどうにかなるものではありません。
「やる気が出ないのは当たり前」と受け入れることが、最初のステップになります。
大丈夫!必ず元の自分に戻る。今は「休むこと」が最優先

更年期の辛いところは、「このしんどさが一生続くのではないか」という絶望感を感じてしまうことです。
今までバリバリ家事も仕事もこなしてきた人ほど、動けなくなった自分にショックを受け、焦りを感じてしまいます。
しかし、安心してください。更年期の不調は「永遠」ではありません。 体が、減少した女性ホルモンの状態に少しずつ慣れ、自律神経のバランスが安定してくれば、嵐が過ぎ去ったように症状は和らいでいきます。
更年期のトンネルを抜ければ、「あんなに辛かったのが嘘みたい」「また家事を楽しめるようになった」と、元の元気なあなたに必ず戻ることができます。
今は、人生のほんの少しの「お休み期間」であり、体が変化に適応するための「移行期」です。
ここで無理をして頑張りすぎてしまうと、かえって心身を追い詰めてしまいます。 「今はこういう時期だから仕方ない」「いつか終わるから大丈夫」と割り切り、完璧を求める自分を手放しましょう。
今のあなたにとって一番大切な仕事は、家事を完璧にこなすことではなく、「自分を労わり、大切にすること」なのです。
更年期を乗り切る!無理をせず家事を上手く回す4つのコツ

とはいえ、全く家事をしないわけにもいかないのが現実ですよね。更年期の時期は、家事のハードルを極限まで下げて、「いかに手を抜くか」を考えることが重要です。無理をせずに家事を上手く回すための具体的な方法をご紹介します。
完璧主義を捨て「合格ライン」を下げる
「毎日掃除機をかけなければ」「手作りの一汁三菜を作らなければ」という固定観念を捨てましょう。
- 掃除は「ホコリで死ぬことはない」と割り切り、気になる時だけにする。
- 洗濯物は綺麗に畳まず、人ごとのカゴに放り込むだけでもOK。
- 料理はお惣菜や冷凍食品、レトルト、ミールキットを堂々と活用する。 「ま、いっか」「これでも十分」を口癖にして、自分を甘やかしてあげてください。
便利な最新家電に頼る
体力と気力を温存するために、機械に任せられることは全て任せましょう。
ロボット掃除機、食器洗い乾燥機、ドラム式洗濯乾燥機、自動調理鍋などは、更年期の強い味方です。
初期投資はかかりますが、心と体の健康を守るための「必要な投資」と捉えてみてはいかがでしょうか。
家族にSOSを出し、分担を見直す
更年期の辛さは、外からは見えにくいため家族に伝わりづらいものです。
「言わなくても察してほしい」ではなく、「今は更年期で本当に体が辛くて、家事ができない」と正直にSOSを出しましょう。
ご主人や子どもたちに具体的な家事(お風呂掃除、ゴミ出し、週末の料理など)を分担してもらうことで、負担は大きく減ります。
もしこの記事を見ている方がご家族の方なら、どうか手を差し伸べてあげてください。
家事代行サービスを上手く活用する
どうしても辛い時、家族のサポートが得にくい時、あるいは「たまには家事から完全に解放されて休みたい」という時に最もおすすめなのが、家事代行サービスの活用です。
「他人に家事を頼むなんて贅沢では?」「家が散らかっていて恥ずかしい」と思うかもしれませんが、家事代行はまさに、あなたのように「今、家事の手を休める必要がある人」のために存在するサービスなのです。
関連記事:家事代行は恥ずかしい?その“思い込み”を解消して豊かな生活を手に入れよう!
更年期にこそ「家事代行サービス」に頼るべき3つのメリット

家事代行サービスを利用することは、更年期を心穏やかに乗り切るための非常に有効な手段です。その理由を3つご紹介します。
心と体が圧倒的に休まる
家事代行を依頼している数時間は、あなたは一切動く必要がありません。
ソファーで横になったり、お茶を飲んでリラックスしたり、たっぷりお昼寝をしたり。気分転換に外出もできます。
プロが家事を進めてくれている間、「やらなきゃ」というプレッシャーから完全に解放され、心身を深く休ませることができます。
綺麗になった部屋で「気持ちが上向く」
やる気が出なくて家が散らかっていくと、「あぁ、またできなかった」と自己嫌悪に陥り、さらに気分が落ち込む…という悪循環に陥ります。
プロの手によって水回りやリビングがピカピカになるだけで、視界がクリアになり、不思議と気分がスッキリと上向きます。
綺麗な空間は、更年期の沈みがちな心を癒す特効薬です。
栄養満点な食事で体を労われる(料理代行)
掃除だけでなく、料理の作り置きを依頼するのもおすすめです。
更年期の時期は、栄養バランスの良い食事が大切ですが、作る気力が湧きません。
プロに数日分のおいしくて健康的なおかずを作り置きしてもらえば、毎日の夕食作りのストレスが消滅します。
「温めるだけで美味しい手作りご飯が食べられる」という安心感は、何物にも代えがたい喜びです。
定期的な利用はもちろん、「今月はどうしても辛い」という時のスポット利用も可能です。月に1〜2回、水回りのお掃除や料理の作り置きをお願いするだけでも、生活の質は劇的に向上し、心に大きな余裕が生まれます。
まとめ
更年期に「家事をやりたくない」「やる気が出ない」と感じるのは、長年家族のために頑張り続けてきたあなたの体が「今は少し休んで」とサインを出している証拠です。
決して自分を責めたり、怠けていると落ち込んだりする必要はありません。
今は無理をせず、家事のハードルを下げて、周囲のサポートや便利なサービスを存分に頼ってください。
この辛い時期を上手にやり過ごせば、また必ず元気に笑って過ごせる日々が戻ってきます。
どうしても辛い時は、ぜひプロの家事代行サービスを頼ってくださいね。
あなたが心置きなく休めるよう、スタッフが心を込めて毎日の家事をサポートいたします。今は何よりも、ご自身の心と体を一番に大切にしてあげてください。


